起動したまま使用しているサーバーにアクセスしようとしたところ、ネットワーク上にサーバーが認識されておらず、どのパソコンからもアクセスできない状態。再起動しても同じ状態なので、購入した業者に来てもらい修理を依頼しました。業者さん曰く、メーカー修理で対応できるがデータは初期化される可能性が高いという話でした。

専門機材に接続し内蔵HDDの障害状況をチェックするためPRIMAGY TS120 S3よりHDDを取り出したところ、かなりほこりがついた状態でしたので慎重に取り払いました。 またHDD自体は、2台とも物理障害はありませんでした。

アクセス不能のサーバー機より、ほぼ100％近いデータ復旧に成功しました。

PRIMAGY TS120 S3から内蔵HDD2台を取り出し、1台ずつ専門機材に接続し障害状況のチェックを行いました。
HDDに物理障害は見られませんでしたので、弊社のRAIDデータ復旧ツールにてRAIDの再構築を行い、論理領域からデータを確認しました。
その後すぐにデータを確認して頂き、お客様がご指定の外付けHDDにサーバー機のデータを取得しました。

急なトラブルでサーバーのバックアップを取っていなかったという事で、皆さまが大変お困りの様子でした。私どもとしても何とかお力になりたいと思い、全力で復旧作業を行った結果、「すべてのデータに問題がない」というお言葉を頂いた時には大変嬉しく思いました。
今回はHDDの障害状況が重度でなかったためスピード復旧することができましたが、やはりこういった事態に備え、弊社としてはクラウド上にバックアップするサービスをお勧めしております。
また機密情報が入っていてセキュリティの関係で機器を持ち出せないお客様にも、復旧機材をお持ちして出張データ復旧させて頂く事ができます。 機器の故障やデータ消失でお困りでしたら、すぐお電話下さい！

以前、4台中1台に内部構成エラーが出たが、そのまま使えたので運用していた。
修理しようとしたが高額だったので、新しいNASを買ってコピー中していたら、急に止まってしまった。電源も切れなり、やむなくコンセントを抜いて再起動したところ、RAID崩壊が発生した。

2番ハードディスクに物理障害が発生しておりました。

復旧作業の結果、99％以上のデータ復旧に成功いたしました。

1、3、4番ハードディスクを弊社診断機器に接続し、RAID5を疑似的に構築したところ、内部データの閲覧および抽出に成功いたしました。

RAIDが構築されているNAS・サーバでよくあるケースですが、1台が壊れても運用可能だからそのまま運用していた、というケースです。勿論RAIDはそもそもそういった障害に対応するために生まれた概念ですが、やはり正常稼働時よりも異常発生のリスクは高まります。
今回は比較的早い段階で「これはまずい」とお客様が判断され、弊社へお持込みいただきすぐにデータの抽出に成功しました。
RAID機器以外でも、お客様も「おかしいな」と思ったらすぐに運用を停止し、弊社へご連絡ください。電話相談・診断は無料です。是非一度、ご相談ください！