2番と4番のディスクで赤ランプが点灯し、再起動をかけたところ、全部のディスクで赤ランプが点灯し、使えなくなってしまいました。

2番と4番ディスクの認識不良が原因によりアクセス不能状態になったものと診断します。

80%以上のデータの復旧に成功しました。

物理障害の診断を行ったところ、障害が発生していた2番にて軽度の物理障害、4番にて開封作業が必要な状態まで障害状態が重いことを確認しました。
2番HDDのクローンを作成し、正常な1番のHDDとでRAIDの再構築を行い、論理領域のデータを確認しました。

今回障害が発生した2番と4番のHDDについて、2番HDDは少々動作が不安定ではありましたが、クローンの作製までは行える状況で、4番HDDは、開封作業を必要とする状態まで障害状態が進行していました。 RAID0であったことから、2番HDDもしくは4番HDDのどちらかが必ず使用できなければ、データの復旧そのものが成り立たない状況でした。なんとか2番HDDにてクローンを作成できましたので、1番HDDと2番HDDのクローンを使用してRAIDを再構築し、論理領域からデータの復旧を試み、作業を完了させることができました。 NAS・サーバー機でトラブルが発生した場合、復旧するためにいろいろと試されるのではなく、障害状態の進行を止めるために、まずは電源を切っていただき、弊社コールセンターまでご相談ください。